WORKSHOP 問題解決トレーニング

チームビルディング~マシュマロチャレンジゲームのご紹介
 

マシュマロチャレンジゲームは、チームビルディングで課題や気づきを得ることができるグループ・ワークショップです。このゲームは、米国のJeff Patton氏の『プロダクトオーナートレーニング』で発表され、各種研修プログラムとして実践されています。
私がフィンランドのヘルシンキ大学に訪れたときも大学生が授業の一環として取り入れられておりましたので、グローバルな人材開発プログラムです。
進行の手順は次のとおりです。

≪ステップ①≫ マシュマロチャレンジの進行
この研修の所長時間は1時間30分~2時間です。ゲームは最低4人のグループ編成で行います。
会場はテーブルが使えることが望ましいです。

 

≪ステップ②≫ マシュマロチャレンジ組み立てキットの準備
マシュマロチャレンジでは、各チームごとに以下の道具が必要です。
 ・スパゲティー 各チーム20本
 ・マスキングテープと紐 各チーム90cmずつ
 ・マシュマロ 各チーム1個
 ・ポストイット(7.5㎝正方形)各人に10枚ずつ
 ・模造紙 各チーム2枚
 ・メジャーとキッチンタイマー 各1個 【講師用】

 

≪ステップ③≫ マシュマロチャレンジのルール
・ゲームは4人で一組のチームバトルです。
・制限時間は18分です。
・このゲームでは、スパゲティー、マスキングテープと紐、マシュマロを使って自立式のタワーを作成します。
・自立式のタワーなので足場をテープで固定したり吊るしたりすることは不可。
・完成したタワーは高さを計測するため自立して立っている必要があります。
・スパゲティーやテープは、切ったり、折ったりて使っても構いません。
・タワーの頂上にはマシュマロを必ず置いてください。

 

≪ステップ④≫ マシュマロチャレンジの開始!
・講師は各テーブルを回りながらチームが作るタワーを観察して実況アナウンス
・面白い光景がたくさんあります。
・残り時間は、12分、9分、7分、5分、3分、2分、1分、30秒、10秒と伝えます。
・終了後、テーブルごとの戦略をときどき全体に共有すると盛り上がります。

 

≪ステップ⑤≫ マシュマロチャレンジ終了!
・18分後、それぞれのタワーはどういった状況でしょうか?
・とても高いタワーができましたか?世界記録は99㎝だそうです!
・今回、クライアントのIT企業で優勝したチームは、高さが48㎝でした。

・一番上にマシュマロののせて見事にテーブルの上に立ちました。
(右写真に掲載)
・高さを計測しましたが、手を離して倒れてしまったら残念ですが失格です。

・今回、ほとんどチームが倒れてしまいました!
 

≪ステップ⑥≫ マシュマロゲームでの気付き
・終了後、休憩をとって再開。

・どんな気付きがあったのかをポストイットに書き出していきます。
・その後、チームミーティングで出た意見を分類していき、模造紙に貼って整理します。
・KJカード方式の問題解決ファシリテーションで実施。
・チームの代表者から結果の発表。

◆主な気付き 紹介
4人という少ないチームで大きな成果を出すのは難しいものです。
ほとんどチームは、当初より「三角錐のタワー」を考えてものすごく高いタワーができるかもしれないと思って取り組んでいましたが、部品作成に時間がかかった、部品を結合したらうまくいかなかった、マシュマロが想像以上に重く最後にのせることができなかった、先入観があった等の意見が出て、職場でよくおきる失敗プロジェクトと同じ事を、このゲームでもやってしまったとの気付きが多くありました。

しかし、この失敗の経験によって、大きな学びを得ることができましたことで効果があったようです。
 

ちなみに、優勝したチームには管理職(マネージャー)の方が1名おられました。
これは、プロセスを管理する人を加えると成績は高くなるということです。
管理職自身のファシリテーション能力やプロセスの理解と管理スキルが、プロジェクトに大きな効果を生み出すことがよくわかります。
プロジェクトごとにヒューマンリスクがあり、それぞれが異なったマシュマロ(先入観)を持っています。最後にマシュマロをのせて「あーあ」となるか、「やったー!」になるか?ちょっととした気遣いとプロセス管理で大きな変化が生まれるかもしれません。
これはやってみる価値のあるチャレンジではないでしょうか?
想像以上に重いマシュマロという「隠れたバイアス(先入観)」に対して、管理職の皆さんはメンバーに対してどのようにアプローチしますか?

​チームビルディング~新聞紙(ペーパー)タワーゲームのご紹介

新聞紙(ペーパー)タワーはマシュマロチャレンジと同様、PDCA研修でよく実施されるソーシャル・ゲームのひとつです。
準備物は、新聞紙1人1枚分で6名チーム編成(A4用紙ですと1人4枚で6名グループ計24枚でも構いません)を使って、自立可能で、できるだけ高いタワーを立てることを目標とするゲームで、一番高いタワーを作成したチームが優勝です。
仕事の進め方を教える、業務効率化を促進するなどの目的でPDCAに関する研修を実施される企業様が増えています。
PDCAとは何か、どうやって使うのか、を座学で説明しただけでは、それこそまさにP(Plan = 計画)に過ぎず、PDCAの使い方をDo,Checkできていないことになります。 
そこで、PDCA研修の中でのワークを入れて、実際にPDCAサイクルを回してもらうことで理解を促進することが重要です。
特に、製造業のお客様でPDCAを体感させたいというお客様に適しています。

◆新聞紙(ペーパー)タワーゲームの要領

 •新聞紙6枚(6面相当)を使って,より高いタワーを作ること
 •テープやのりは使わない
 •新聞をちぎることはOK
という指示の下,各チーム20分間の制限時間の中で高さに挑戦していただきます。
ちなみに1人新聞紙1枚の大きさは約41cm×約54cmです。

◆新人・若手社員対象「ロジカルシンキング研修」 
   論理的思考力を高めるワークショップのご紹介


新人・若手社員について次のような課題があると多くの企業人事ご担当の方からお聞きします。
「インプットした情報や指示をきちんと理解しているのか不安」・「報告や考え方にヌケ・モレが多く、結局上司が対応してしまう」・「何を言いたいのか何度も聞き返さないとわからない」・  「言いたいことの根拠がなく、説得力に欠けている」など
急速なグローバル化や会社の生き残りをかけた競争が激化している中、新人・若手社員に早く一人前になってもらいたいという意識は年々強まっています。一人前とは、「業務知識を習得」「考えて行動できる」状態であり、その状態になるために、まず新人・若手に求められることは以下の3つです。
1.指示や情報を頭の中で整理ができる。
2.自分なりの結論や意見にまとめられる。
3.上司や関係者にわかりやすく伝えられる。
ロジカルシンキングのフレームワークである「フィッシュボーン図」を使い、現場で実際に起こり得るケースを事例に「いつ、どのように考えるべきなのか」を理解していただき、仕事がスムーズにできる考え方を習得いただきます。

◆フィッシュボーン図とは?

フィッシュボーン図とは、事柄の問題について、原因や改善案を整理・可視化することによって、俯瞰することができる手法です。正式名称は「特性要因図」と言いますが、一見して魚の骨のように見えることからその名がついています。フィッシュボーン図にまとめると俯瞰的に状況が把握できるかメリットがります。フィッシュボーン図は、大きく分けて4つの段階を経て作成します。流れに沿って図を作成することで問題解決につながります。

1.解決したい問題(背骨)

まずは、フィッシュボーンを使用して解決したい問題を1つ決定します。ここは、フィッシュボーン図を作成する際の背骨となる要素です。

 

2.すぐに思いつく問題の原因(大骨)

1.で決定した問題に対する原因を書き出します。
ブレインストーミングなどを活用して、現在表面化している、問題に対する主な原因を書き出すことがポイントです。原因の細分化はこの後の作業で行いますので、時間をかけずに思いついたことを挙げてください。要因を洗い出すと整理しやすくなりますが、言葉にとらわれずに、解決したい問題に合わせて柔軟に考えることが重要です。

 

3.問題の原因の分解(中骨・小骨)

次に、2.で洗い出した主な原因を深掘りしていきます。
原因の解決策が具体的に思い浮かべられるレベルまで深掘りしましょう。ここでお勧めなのが「なぜなぜ分析」です。研修では、自分のスートフォンを使ってインターネット検索を使ってその原因の深堀し分析の結果を書き出します。この分析方法を用いて、フィッシュボーンの中骨・小骨を作成していきます。

 

4.主要因を洗い出す

2、3で洗い出した問題の原因の中から、特に問題解決に直接影響を与えると考えられる要因を決めて赤など色を使って識別していきます。どの原因に印をつけるのかを検討する際にも、ブレインストーミングを活用すると決めやすくなります。
フィッシュボーン図の作成は、見た目程難しくありません。解決したい問題を特定し、その問題が起きている原因を探っていく、というのが基本的な考え方ですので、順を追って書き出すだけのワークです。頭の中だけで考えがちな事柄を書き出して整理するだけで、今まで認識していなかった原因を見つけることができ、そこからこれまでにはなかった解決策を導き出す手助けになります。何か解決したい問題がある場合や、問題に対する原因を探りたい場合などに、考えをまとめるためのツールとしてフィッシュボーン図を使用してみると効果的です。

© 2016 NPO,Finland method Human Resource Development Institute 

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